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「平成20年度 美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」を実施

 独立行政法人国立美術館では、全国の小・中学校教員、指導主事、学芸員を対象とした「平成20年度 美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」を7月28日(月)~30日(水)まで東京国立近代美術館(千代田区竹橋)及び国立新美術館(港区六本木)を会場として実施しました。この研修では、近年重要な活動とされている美術の鑑賞教育の充実を図るため、小・中学校等の教員と美術館の学芸員等が一堂に会してグループ討議等を行うことにより、美術館を活用した鑑賞教育の充実及び学校と美術館の一層の連携を図ろうとするものです。
 三回目となる今年の研修会は全国から131名が参加し、講演や事例紹介のほか、対話型ギャラリートーク見学や受講生自身が鑑賞プログラムを作成していくグループワークなども盛り込まれ、実践的で濃密な研修内容と受講生に好評でした。
 グループワークの成果発表では、演劇形式によりその成果を熱く表現したものや教員、指導主事、学芸員それぞれの立場からの意見を踏まえた指導案を作成するなど力の込められた発表が見られました。
 国立美術館では来年度も同研修を実施する予定です。

※都合により,カラーページ(P1-P15)及び参考図版等の一部の掲載を割愛しております。

ギャラリートーク
(東京国立近代美術館、7月28日)
グループワーク
(東京国立近代美術館、7月28日)
グループワーク
(国立新美術館、7月29日)