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「平成21年度 美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」を実施

 独立行政法人国立美術館は,全国の小・中学校教諭,指導主事,学芸員を対象とした「平成21年度 美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」を,8月3日(月)~5日(水)の日程で,東京国立近代美術館(千代田区竹橋)及び国立新美術館(港区六本木)を会場として実施しました。この研修は,近年重要視されている美術の鑑賞教育の充実を目的とし,美術館を活用した鑑賞教育の充実及び学校と美術館の一層の連携を目指しています。
 今年で4回目を迎えた本研修には全国から129名が参加し,講演や事例紹介,対話型ギャラリートーク見学,グループワーク等を実施しました。受講生の関心別に組まれたグループワークでは,「鑑賞ツール作成」・「言語活動の充実」などのテーマにそって,受講生自身が鑑賞ツールを作成したり,言葉と身体を用いた鑑賞の方法を学ぶなど,多様なワークショップが行われました。受講生には鑑賞教育の最新の動向を知るとともに,具体的な指導方法を学ぶことができると好評を得ました。
 国立美術館は来年度も同研修を実施する予定です。

※都合により,カラーページ(P1-P16)及び参考図版等の一部の掲載を割愛しております。

ギャラリートーク
(東京国立近代美術館,3日)
グループワーク
(東京国立近代美術館,3日)
グループワーク
(国立新美術館,4日)